国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な透明不燃膜の製造技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的な透明不燃膜の製造技術
本特許は、不燃性、透明性、安全性を全て兼ね備えた透明不燃膜の製造技術に関する。近年、屋内・屋外用建材、車両用材料、内装材、照明装置用部材などとして、これらの特性を持つ材料の需要が高まっており、特にLED照明などの保護カバーに必要とされている。本発明は、これらの要求を満たすために開発された技術であり、従来の技術の問題点を解消している。具体的には、透明性と不燃性を有する自立膜を得るための材料として、層状粘土鉱物の人工合成物を用いた方法を提供する。これにより、接炎時に溶融し変形するフッ素樹脂膜、接炎時に発火するトリエトキシ(3-イソンシアナトプロピル)シランとポリ(エチレングリコール)モノメチルエーテルの反応物と57wt%の人工粘土鉱物とからなる膜、極めて脆い自立膜を得る天然粘土鉱物もしくは人工粘土鉱物及び水溶性樹脂を配合したコーティング材などの問題点を解消した。
つまりは、不燃性と透明性を兼ね備えた透明不燃膜の製造方法を提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建材業界自動車業界照明業界
- LED照明保護カバーの開発
- 不燃性内装材の製造
- 高性能な車両用材料の開発
LED照明の保護カバーには、透明性と不燃性が求められます。本特許の技術を活用して、これらの特性を兼ね備えた保護カバーを開発することが可能です。
内装材にも透明性と不燃性が必要な場合があります。特に、公共施設や商業施設などでは、火災時の安全性を確保するために不燃性の内装材が求められます。本技術を活用すれば、透明性と不燃性を兼ね備えた内装材を製造することができます。
車両用材料にも透明性と不燃性が求められます。本特許の技術を活用して、これらの特性を持つ新たな車両用材料を開発することが可能です。これにより、車両の安全性を一層向上させることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-066877 |
発明の名称 | 透明不燃膜、透明不燃自立膜 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2016-185889 |
登録番号 | 特許第0006456745号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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