【雫石 誠】電力消費と発熱を抑制したCT装置
【雫石 誠】
電力消費と発熱を抑制したCT装置
消費電力の削減と内部発熱の抑制を実現するCT装置に関するものです。特に、ガントリ内の回転部をドライブ回転部と自由回転部に分け、クラッチ構造を用いることで、撮影終了後に自由回転部の運動エネルギーを効率的に回収し、再利用する技術に焦点を当てています。
このCT装置は、撮影終了後のドライブ回転部と自由回転部の連動を解消することにより、駆動モータの起電力を抑制します。また、自由回転部の慣性モーメントを回生ブレーキ回路を通じて電気エネルギーに変換し、このエネルギーを再利用することができます。これにより、CT装置の消費電力を大幅に削減し、内部発熱も抑えることが可能になります。
AIによる特許活用案
おすすめ医療・ヘルスケア業界災害対応サービス環境配慮型企業
- 災害現場や遠隔地での医療サービス
- 病院内での患者対応
- 環境負荷の低減
小型で持ち運び可能なCT装置により、遠隔地や災害現場での迅速な医療サービス提供が可能になります。
軽量化されたCT装置は、病院内での移動が容易になるため、救急患者や手術室、病室での即時診断が行いやすくなります。
消費電力の削減と発熱の抑制により、CT装置のエネルギー効率が向上し、環境負荷の低減に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2020-104172 |
出願日 | 2020/06/17 |
発明の名称 | 撮像装置とその駆動方法 |
出願人/権利者 | 雫石 誠 |
公開番号 | 特開2021-053 |
登録番号 | 特許第6842590 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です
#弁理士コメント
医療機器を低電力化することで車両に載せて運搬することができるようになるというコンセプト自体が、今後の高齢化社会や災害対応を踏まえたときに非常に重要なものだと思いました。今回の発明はCTスキャンに対するものですが、MRIなども省電力かつ小型化できると、より便利な活用ができると思います。今後の展開にも期待ですね。