国立大学法人千葉大学
新たなヨード環化体の製造法:広範な基質に対応可能な不斉ヨード環化反応

国立大学法人千葉大学
新たなヨード環化体の製造法:広範な基質に対応可能な不斉ヨード環化反応
本特許は、金属にアミノサリチルアルジミン配位子を配位させた触媒を用い、不飽和アミドとN-ヨードスクシンイミドを反応させることでヨード環化体を製造する新たな方法を開発したものです。この方法は、カルボン酸化合物以外の基質を用いたヨード環化体の製造法となり、より広範な基質に対する不斉ヨード環化反応を可能にします。ヨード環化体は、その生成物から様々な化学変換が可能であり、天然物等の複雑な化合物の合成に用いられる重要な反応です。特に、環化によって新規の第四級不斉炭素を構築できることから、触媒的不斉反応への展開が注目されています。
つまりは、一般的なカルボン酸化合物以外の基質を用いたヨード環化体の製造法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学製薬研究開発
- 新規化合物の製造
- 触媒的不斉反応への展開
- 製薬業界への応用
この新たなヨード環化体の製造法は、様々な新規化合物の製造に活用できます。特に、天然物等の複雑な化合物の合成に用いられる反応として利用可能です。
初のカルボン酸化合物以外の基質を用いたヨード環化体の製造法として、触媒的不斉反応への展開が期待されます。これにより、新たな化学反応の開発や化学合成の効率化が可能となります。
ヨード環化体は製薬業界でも幅広く応用されます。本発明の方法を用いることで、新たな医薬品の開発や既存の医薬品製造プロセスの改善に貢献することが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-081322 |
発明の名称 | アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒及びこれを用いたヨード環化体の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人千葉大学 |
公開番号 | 特開2016-198736 |
登録番号 | 特許第0006548214号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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