国立研究開発法人物質・材料研究機構
光で有害物質を無害化!先進の光触媒複合体材料

国立研究開発法人物質・材料研究機構
光で有害物質を無害化!先進の光触媒複合体材料
この特許は、光照射により有害物質を酸化分解して無害化する光触媒複合体材料とその製造方法について詳述しています。この材料は、可視光を吸収する有色の土成分や金属交換沸石成分、金属ドープ源石成分等を含む可視光吸収成分と、バンドギャップが1.4eV以上3.1eV以下である金属酸化物半導体からなる光触媒を主成分とします。特に、この光触媒複合体材料は、紫外光だけでなく室内に豊富に存在する可視光線にも反応し、有害な物質を酸化分解して無害化するという特徴があります。これにより、紫外光が少ない場所でも光触媒の活性を発揮し、環境浄化に大いに貢献します。製造方法についても詳細に説明されており、その適用範囲は広いと言えます。
つまりは、紫外光だけでなく可視光にも反応する先進の光触媒複合体材料とその製造方法を提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 環境工学建築・建設化学
- 室内環境の浄化
- 公共スペースの無害化
- 環境浄化塗料の開発
室内が紫外光に乏しい場所であっても、この光触媒複合体材料を使用すれば、室内照明の可視光だけで有害物質を分解し、清潔な空間を維持することが可能です。これにより、オフィスや学校、病院などの公共施設、また住宅の室内環境の浄化に大いに役立つと考えられます。
公園や駅、ショッピングモールなどの公共スペースにこの光触媒複合体材料を使用すれば、大気中の有害物質を分解し、より安全な空間を提供することが可能となります。また、光触媒の活性化に必要なのは太陽の可視光だけであるため、電力を必要とせず、エコフレンドリーな解決策となります。
この光触媒複合体材料を基にした塗料を開発すれば、建物の外壁や橋、道路などに塗布するだけで、都市環境の浄化を推進することができます。また、この塗料は紫外光だけでなく可視光にも反応するため、日常的に普及している照明によっても有効に機能します。これにより、夜間でも有害物質の分解が可能となり、24時間続けて環境浄化を行うことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-095761 |
発明の名称 | 光触媒複合体材料およびその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2016-209811 |
登録番号 | 特許第0006552090号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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