知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人情報通信研究機構
視域を自在に操る、次世代ホログラムスクリーン製造技術

国立研究開発法人情報通信研究機構
視域を自在に操る、次世代ホログラムスクリーン製造技術

本発明は、ホログラムスクリーンの製造方法における革新的なアプローチです。従来の技術では、立体映像の生成に物理的に存在する光学アレイ素子が必要で、その結果、光線情報の投影や観測者とホログラムスクリーンの位置関係に制約が生じていました。これに対し、本発明は、実在する光学アレイ素子を仮想的な光学アレイ(仮想光学アレイ素子)に置き換えてホログラムデータを生成する手法を提供します。さらに、プロジェクタからの光の入射角や観測者の想定位置を考慮した補正情報を付与し、そのホログラムデータの再生光を物体光としてホログラムスクリーンを作成します。これにより、再生像の歪みを抑え、任意の位置に視域を設けることが可能となります。

つまりは、ホログラムスクリーンの製造方法を改革し、視覚体験を自在に操る新たな技術が誕生しました。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 映像技術IT・通信エンターテイメント

  • 仮想現実(VR)体験の向上
  • 本発明を応用し、視覚体験の質を向上させるVRデバイスの製造が可能となります。観測者の位置や視線の方向に応じて最適化されたホログラムスクリーンを生成することで、よりリアルで没入感のあるVR体験を提供することが可能となります。

  • 映像広告の革新
  • 店頭や公共スペースでの映像広告に本技術を応用すれば、視覚的なインパクトを大きくすることが可能です。視線の動きや位置に合わせて最適な映像を表示することで、より効果的な広告展開が可能となります。

  • エンターテイメントの進化
  • 映画やコンサート、テーマパークなどのエンターテイメント分野での利用が期待されます。本技術を用いることで、観客一人ひとりの視点に合わせた立体映像を提供でき、より感動的な体験を作り出すことが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-095298
発明の名称ホログラムスクリーンの製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人情報通信研究機構
公開番号特開2016-212232
登録番号特許第0006614636号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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