国立研究開発法人物質・材料研究機構
高度な耐食性評価技術で、低合金耐食鋼の品質を確保

国立研究開発法人物質・材料研究機構
高度な耐食性評価技術で、低合金耐食鋼の品質を確保
本特許は、低合金耐食鋼の耐食性を効率的に評価するための新たな手法を明らかにしています。具体的には、各成分元素の濃度の線分析結果から最大値(ピーク値)を求めることによって耐食性を評価します。さらに、鉄さび層に含まれる化学組成元素の濃度の線分析結果の最大値の合計が高いほど、耐食性が高いと判断します。この評価方法は、特にCrとSiを対象としています。さらに、イマックス(Cr)+イマックス(Si)>3.8mass%を満たすさび層が存在すれば、耐食性の高いさび層と判断します。これにより、低合金耐食鋼の品質管理が更に進化し、耐食性の高い製品の開発が可能になります。
つまりは、低合金耐食鋼の耐食性を評価する方法を特許化、各成分元素の濃度線分析から最大値を求めることを特徴とします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 鉄鋼業界製造業建設業
- 低合金耐食鋼の品質管理に活用
- 高耐食性製品の開発に利用
- 現場での耐食性評価に活用
本特許の評価方法を用いて、低合金耐食鋼の品質管理を行うことが可能です。各成分元素の濃度の線分析結果から最大値を求めることで、素材の耐食性を評価し、品質の確保に寄与します。
耐食性の高いさび層の有無を判断する本特許の方法を活用し、新たな低合金耐食鋼の開発に役立てることができます。これにより、市場に求められる高品質な製品を提供することが可能となります。
本特許の耐食性評価方法は、現場での耐食性評価にも活用できます。これにより、製品の耐食性が現場で確認でき、適切なメンテナンスや交換時期を判断することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-106760 |
発明の名称 | 酸化物の耐食性評価方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2016-218022 |
登録番号 | 特許第0006512601号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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