知財活用のイノベーションで差別化を

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公益財団法人鉄道総合技術研究所
高性能パンタグラフ:鉄道車両の走行をスムーズに

公益財団法人鉄道総合技術研究所
高性能パンタグラフ:鉄道車両の走行をスムーズに

この発明は、鉄道用車両のパンタグラフの一部であるすり板の改良に関するものです。すり板は、鉄道車両が軌道に沿ってトロリ線から電力を集めるための重要な部分であり、その性能が車両の走行に大きな影響を与えます。従来のすり板は、車両の走行中にトロリ線との接触によりトロリ線にキズを付ける可能性がありました。この発明では、すり板の形状を工夫することで、トロリ線へのキズを最小化し、集電性能を向上させることを目指しています。すり板片は、トロリ線の下部表面に摺接する摺接面部と、摺接面部に交差する方向に延びる側面部、そして摺接面部から側面部に向かう曲面部を有します。これらの改良により、トロリ線へのキズが付く可能性を低減し、検査精度の劣化を防ぎます。

つまりは、電車や電気機関車のパンタグラフの一部であるすり板を改良し、トロリ線へのキズを最小化する

AIによる特許活用案

おすすめ業界 鉄道業界交通インフラ電力供給

  • 高速鉄道の性能向上
  • 高速鉄道では、集電特性の向上が求められています。この改良されたすり板を使用することで、トロリ線へのキズを最小化し、集電性能を向上させることができます。これにより、鉄道車両の走行性能を向上させることが可能となります。

  • トロリ線の耐久性向上
  • トロリ線は、車両の運行に伴い摩耗やキズが生じます。この発明のすり板を採用することで、トロリ線へのダメージを軽減し、その耐久性を向上させることが可能です。これにより、トロリ線の交換頻度を減らし、運行コストを削減することができます。

  • 鉄道車両の保守・メンテナンスの改善
  • トロリ線にキズが生じると、その検査精度が劣化します。この発明のすり板を使用することで、キズによる検査精度の劣化を防ぎ、鉄道車両の保守・メンテナンスを改善することが可能です。これにより、鉄道車両の安全性を確保しつつ、保守・メンテナンスの効率を向上させることができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-110023
発明の名称すり板、パンタグラフ
出願人/権利者公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号特開2016-226148
登録番号特許第0006390044号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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