独立行政法人国立高等専門学校機構
新世代の蛍光プローブ:白金ナノ粒子含有組成物

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新世代の蛍光プローブ:白金ナノ粒子含有組成物
本特許では、白金ナノ粒子を含む新世代の蛍光プローブの製造方法が提供されます。これは、近赤外領域に蛍光特性を有し、生体に対する毒性が低く、長期間退色しない特性を持つという優れた性質を持つことが特徴です。具体的には、水冷下において自金イオンと第五乃至第七世代のポリアミドアミンデンドリマーとを反応させ、化学結合を形成させて白金イオンを取り込む結合工程を行います。その後、取り込んだ白金イオンを単離及び精製することで、高品質の白金ナノ粒子を製造することが可能です。この製造方法は、安全性が高く大量生産も可能なため、広範な応用が期待されます。
つまりは、毒性が低く、長期間退色しない特性を持つ白金ナノ粒子含有組成物の製造方法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ヘルスケアナノテクノロジーバイオテクノロジー
- 高精度医療診断技術の開発
- 安全な生物学的研究ツールの提供
- 環境調査の助けとなるセンサーの開発
生体組織に吸収・散乱されることなく、生体の深部からでも観察可能な近赤外領域に発光波長を有する本発明の蛍光プローブは、病の診断や幹細胞治療などの高精細な医療診断技術の開発に活用できます。
本発明の白金ナノ粒子含有組成物は、生体への毒性が低いため、生物学的研究でのラベリングや追跡に安全に使用できます。これにより、生物学的現象の観察や解析がより容易かつ安全になります。
蛍光特性を持つ本発明の白金ナノ粒子は、環境中の特定の物質や汚染物質の存在を検出するセンサーとして活用できます。これにより、より正確かつ効率的な環境調査が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-114261 |
発明の名称 | 白金ナノ粒子含有組成物の製造方法及び白金ナノ粒子の製造方法 |
出願人/権利者 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 |
公開番号 | 特開2017-002336 |
登録番号 | 特許第0006573370号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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