国立研究開発法人産業技術総合研究所
高圧高温水と金属触媒を用いた革新的な製造法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高圧高温水と金属触媒を用いた革新的な製造法
この特許は、2-ヒドロキシカルボン酸やその誘導体を原料として、金属触媒の存在下で高温高圧水を用いた処理を施すことで、アクリル酸等の不飽和カルボン酸を製造する新規製造方法を提供します。特に、ワイヤーの直径が1ミクロメートル以上5ミリメートル以下であることが特徴です。また、2-ヒドロキシカルボン酸及びその誘導体が、乳酸や乳酸エステル、乳酸アミドなどの具体的な化合物であることが特徴的です。これにより、石油由来の原料からの製造方法と異なり、天然物の発酵等から容易に得られる乳酸を原料とした新規製造法を提供します。
つまりは、2-ヒドロキシカルボン酸やその誘導体を原料とし、高圧高温水と金属触媒の存在下でアクリル酸等の不飽和カルボン酸の製造を可能にする新手法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 化学業界製薬業界産業材料業界
- 環境に優しい製造法の開発
- アクリル酸製品のコスト削減
- ポリマーや塗料の製造技術改良
石油に頼らないアクリル酸等の製造法として、この技術は環境に優しい製造法の開発に貢献します。乳酸は天然物の発酵から容易に得られ、再生可能なリソースとして利用可能です。
天然物の発酵から得られる乳酸を原料とするこの新規製造法は、石油由来の原料を必要としないため、アクリル酸製品の製造コストを削減する可能性があります。
この技術を利用すれば、アクリル酸を原料とする各種ポリマーや塗料の製造技術を改良し、より効率的で環境に優しい製造プロセスを実現することが可能になります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-131949 |
発明の名称 | アクリル酸等のα、β-不飽和カルボン酸、その誘導体の製造法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2017-014144 |
登録番号 | 特許第0006694641号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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