学校法人幾徳学園
金属ナノ粒子の効率的な内包を可能にするシャベロニン変異体
学校法人幾徳学園
金属ナノ粒子の効率的な内包を可能にするシャベロニン変異体
本特許は、シャベロニン（分子シャペロン）変異体とその製造方法について述べています。シャベロニンは、分子量50kDa - 60kDaのタンパク質であり、正しいタンパク質のフォールディング（折りたたみ）を助ける役割を持ちます。本発明では、特定の変異体のシャベロニンが金属ナノ粒子を高効率に内包する能力を持つことが明らかにされています。これにより、半導体ナノ粒子を内包するシャベロニン複合体を高効率で得ることが可能になります。特に、野生型のシャベロニンが半導体ナノ粒子を内包する複合体を形成し、ATPの存在下で半導体ナノ粒子を放出可能であることが以前に知られていましたが、その効率を改善する新たな手法を提供します。
つまりは、本発明は、金属ナノ粒子を内包可能なシャベロニン変異体及びその製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーナノテクノロジーファーマシューティカル
- ナノ粒子デリバリーシステムの開発
- 効率的な薬物製造の手法
- プロテインエンジニアリングの進化
本発明を用いることで、シャベロニンが内包する金属ナノ粒子を特定の細胞内に効率的に運ぶ新たなデリバリーシステムを開発することが可能になります。
金属ナノ粒子を内包可能なシャベロニンを利用することで、特定の分子や薬物を効率的に生成する新たな手法を開発することができます。
本発明により、特定のタンパク質のフォールディングや機能を効率的に制御することが可能となり、プロテインエンジニアリングの新たな可能性を開くことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
| 出願番号 | 特願2016-197376 |
| 発明の名称 | シャペロニン複合体の製造方法 |
| 出願人/権利者 | 学校法人幾徳学園 |
| 公開番号 | 特開2017-038610 |
| 登録番号 | 特許第0006212752号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です