知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
血液ポンプの新時代:高剛性、長寿命、低溶血

国立研究開発法人産業技術総合研究所
血液ポンプの新時代:高剛性、長寿命、低溶血

本発明は、人工心臓、補助循環、心臓手術等に使用される血液ポンプに関するもので、特に、非接触駆動を可能にするスラスト動圧軸受にスパイラル溝を用いたものに関する。また、血液ポンプ以外にも、微小粒子を流す産業用ポンプや、塔養や薬液の微小粒子を輸送する生物分野の輸送用ポンプとしても使用できる。本特許の血液ポンプは、赤血球の破壊(溶血)を防ぐために、プラズマスキミング現象を利用したスパイラル形状の動圧軸受を有しており、その軸受剛性を向上させることが可能である。具体的には、スパイラルグルーブ軸受の山側の狭い軸受隙間には血液が入り、漠側のせん断応力が低い部分には赤血球が入るように設計されています。これにより、血液ポンプの長期耐久性と高い血液適合性が求められる現代の医療現場において、非常に有用な特許技術と言えます。

つまりは、本特許は、赤血球の破壊を防ぎながら高い剛性を持つ血液ポンプを提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 医療技術生物工学産業用ポンプ製造

  • 人工心臓への応用
  • 本特許の血液ポンプは、人工心臓の製造における重要な要素となります。非接触駆動により、機器の摩耗を防ぎつつ、プラズマスキミング現象を利用することで赤血球の破壊を防ぐことができます。これにより、より長寿命で安全な人工心臓の開発が可能となります。

  • 補助循環用ポンプとしての利用
  • 本特許の血液ポンプは、心臓手術などで使用される補助循環用のポンプとしても利用可能です。術中や術後の患者の生命維持に必須な補助循環システムの効率と安全性を向上させることができます。

  • 産業用ポンプとしての応用
  • 本特許の技術は、血液ポンプだけでなく、微小粒子を流す産業用ポンプの製造にも応用することができます。特に、化学工場などで使用される塔養や薬液の微小粒子を輸送するポンプにおいて、その耐久性と効率性を大幅に向上させることが可能です。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2015-163030
発明の名称血液ポンプの作動方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2017-038813
登録番号特許第0006646296号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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