国立研究開発法人物質・材料研究機構
液体水素の冷凍技術の進化、磁気熱量効果を利用した革新的冷凍材料

国立研究開発法人物質・材料研究機構
液体水素の冷凍技術の進化、磁気熱量効果を利用した革新的冷凍材料
本特許は、液体水素の沸点温度で最大の磁気熱量効果を示す磁気冷凍材料を提供します。磁気熱量効果は、磁性体に磁場を印加することで磁気エントロピーが変化し、温度変化が誘発される現象を指します。従来の冷凍技術である気体冷凍と比べ、環境負荷冷媒の使用やコンプレッサーによる振動や騒音などの問題を解消します。また、液体水素の沸点温度で最大の磁気熱量効果を示すことで、次世代エネルギー源とされる水素の液化技術の進化を促進します。この新たな冷凍材料は、室温付近で大きな磁気熱量効果を示す鉄系の磁気冷凍材料と比べ、液体水素の沸点温度近傍での磁気熱量効果が大きいという特長があります。
つまりは、室温で最大の磁気熱量効果を示す磁気冷凍材料を開発し、液体水素の冷凍技術の進化を実現します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 冷凍技術エネルギー環境技術
- 次世代冷凍技術の開発
- 水素エネルギーの効率的な利用
- 環境負荷の低減
磁性体を用いた冷凍技術は、環境に配慮しつつ効率的な冷却を行う可能性があります。本特許の技術を活用して、磁気熱量効果による冷凍技術の開発を進めることができます。
本特許の技術は、液体水素の沸点温度で最大の磁気熱量効果を示すことから、水素エネルギーの効率的な利用を可能にします。水素の液化・輸送・貯蔵などに関わる技術の開発に活用できます。
磁気熱量効果を利用した冷凍技術は、従来の冷凍技術と比べて環境負荷が低い可能性があります。本特許の技術を活用して、環境負荷の低減を目指す冷凍技術の開発を行うことができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-164158 |
発明の名称 | 磁気冷凍材料 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | 特開2017-039993 |
登録番号 | 特許第0006648884号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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