国立研究開発法人産業技術総合研究所
抗体分離精製の新たな可能性:効率的なリガンドタンパク質固定化用担体

国立研究開発法人産業技術総合研究所
抗体分離精製の新たな可能性:効率的なリガンドタンパク質固定化用担体
本発明は、抗体と特異的に結合活性を示すタンパク質、すなわちリガンドタンパク質を固定化した担体の製造方法に関して述べています。この製造方法では、メソボーラスジルコニア粒子を使用します。従来の方法では、リガンドタンパク質が十分に固定化されず、抗体分子の分離・精製の効率が低かった問題を解消します。さらに、本発明では、リガンドタンパク質を物理的に吸着させることで、効率的に固定化することが可能であることを示しています。この新しい固定化方法は、特に抗体分離精製用のカラムにおいて有効であり、高い結合活性を示します。
つまりは、本特許は、リガンドタンパク質を効率的に固定化する製造方法に関するものです。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーファーマシューティカルメディカルテクノロジー
- 抗体精製技術の改善
- 抗体治療の効率化
- 新規バイオ製品の開発
本特許を活用し、抗体の分離・精製の効率を向上させる新しい技術を開発することが可能です。これにより、抗体製品の製造コストを削減し、製品の品質を向上させることができます。
抗体治療においては、特定の抗体を高精度で分離・精製することが求められます。本特許の技術を用いれば、抗体治療に必要な抗体を高効率で取り出すことが可能になります。これにより、抗体治療の効果を向上させることが期待できます。
本特許の技術を活用して、新規のバイオ製品を開発することも可能です。例えば、特異的な結合活性を持つリガンドタンパク質を固定化することで、新たな医薬品やバイオセンサーの開発につながる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-172322 |
発明の名称 | タンパク質固定化用担体及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2017-047365 |
登録番号 | 特許第0006710823号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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