国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的なグラフェン製造技術 - 連続性と効率性を兼ね備えたロールツーロール方式

国立研究開発法人産業技術総合研究所
革新的なグラフェン製造技術 - 連続性と効率性を兼ね備えたロールツーロール方式
本特許は、工業量産に適したグラフェン膜の製造方法に関するもので、フレキシブルな基材をロール状で連続的に動かし、グラフェン膜をロールツーロール方式で連続製造する特徴を持っています。また、前記フレキシブルな基材にしわとひずみが発生することを低減するため、成膜ローラを設け、その形状に沿ってノズルを複数配列し、プラズマを生成します。これにより、優れた物性を持つグラフェン膜の製造が可能になります。グラフェンは化学的・物理的に安定しており、高導電性、大電流密度耐性、電子とホールの高移動度、高熱伝導性、高光透過性などの特性から、次世代のエレクトロニクス素材として注目されています。本特許技術は、これらの優れた特性を活かしたエレクトロニクス素材の製造を可能にします。
つまりは、フレキシブル基材を使用し、ロールツーロール方式でグラフェン膜を連続製造する特許技術です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体製造業素材科学エレクトロニクス産業
- エレクトロニクス素材の製造
- 省エネルギーの電子機器の開発
- 高性能な熱伝導材の開発
本特許技術を用いて、グラフェン膜を大量に製造することが可能です。このグラフェン膜は、高導電性や高熱伝導性などの特性を持つため、エレクトロニクス素材としての利用が期待されます。
グラフェン膜の高導電性と高熱伝導性を活かし、省エネルギーの電子機器を開発することが可能です。これにより、エネルギー効率の良い電子機器の普及を促進することができます。
本特許技術を用いて製造されたグラフェン膜は、高い熱伝導性を持つため、これを活用して高性能な熱伝導材を開発することが可能です。これにより、電子機器の冷却効率を向上させることが期待されます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-197158 |
発明の名称 | グラフェン膜の作製方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2017-066506 |
登録番号 | 特許第0006661189号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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