国立研究開発法人産業技術総合研究所
変革の熱電変換モジュール:高密度、高効率、シンプルな作製工程

国立研究開発法人産業技術総合研究所
変革の熱電変換モジュール:高密度、高効率、シンプルな作製工程
この特許は、熱エネルギーと電気エネルギーの直接変換を可能にする熱電変換素子の新たな作製方法に関するものです。従来のN型とP型を対にして配列するよりも複雑なモジュール作製工程を簡素化し、高密度配列と信頼性の高い電極接続を可能にする新たな解決策を提供します。主部と足からなる電極パターンが格子状に配列された絶縁基板と、側面が絶緑体に覆われ、上面が上部電極を底面が下部電極を構成する柱状の同一導電型の半導体からなる複数の熱電変換素子を有します。作製工程がシンプルで、高い起電力や大きな温度差を得ることが可能となることから、熱電変換モジュールの製造やエネルギー変換技術に新たな可能性をもたらします。
つまりは、絶縁基板に配列された同一導電型の熱電変換素子を格子状に配列し、直列接続する新型熱電変換モジュール。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー電子部品製造自動車
- 高効率熱電変換素子の製造
- 省エネルギーの電子機器開発
- 自動車の熱回収システムへの応用
この特許技術を活用すれば、熱エネルギーと電気エネルギーの変換を効率良く行う熱電変換素子を製造することが可能となります。その結果、エネルギー変換技術の進歩に寄与し、変換効率の向上を実現することが期待されます。
高効率な熱電変換モジュールを用いた電子機器を開発することで、機器のエネルギー消費を減らし、省エネルギー化を図ることができます。これにより、環境負荷の低減にも寄与することができます。
この技術は、自動車のエンジンから発生する排熱を電気エネルギーに変換し、車両のエネルギー効率を向上させる熱回収システムに活用することも可能です。これにより、燃費改善やCO2排出量の削減に貢献することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-203912 |
発明の名称 | 熱電変換モジュールの作製方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2017-076720 |
登録番号 | 特許第0006739072号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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