国立大学法人埼玉大学
フォトニクスの新たな可能性を広げる、進化した過渡吸収応答検出装置

国立大学法人埼玉大学
フォトニクスの新たな可能性を広げる、進化した過渡吸収応答検出装置
この特許では、光コム発生器やコム間隔粗化器などを備えた過渡吸収応答検出装置の詳細な構成と機能が明らかにされています。音響光学変調器を用いて参照光を生成し、スペクトル検出器を通じてプローブ光の透過光または反射光から過渡吸収応答光の位相スペクトルや振幅スペクトルを検出します。さらに、波長変換器や光強度変調器が各出射系に備えられ、詳細な分析が可能になっています。また、スペクトル検出器の後段には、検出されたスペクトルを逆フーリエ変換して光電界ベクトルの時間変動を演算する演算部が含まれています。これにより、試料の過渡吸収応答を高精度に測定することが可能になります。
つまりは、高度な機能を有する過渡吸収応答検出装置で、プローブ光の透過光や反射光から高精度な情報を取得します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 フォトニクス光学機器製造ナノテクノロジー
- 高精度光学分析装置の開発
- バイオテクノロジーへの応用
- 環境モニタリングへの応用
この過渡吸収応答検出装置を活用して、試料の物理的・化学的性質を高精度に分析する光学分析装置の開発が可能です。これにより、新素材の開発や製品の品質管理などの分野で活用できます。
生物組織の光学的性質を高精度に分析するために、この過渡吸収応答検出装置をバイオテクノロジー分野で活用することができます。例えば、生体構造の詳細な解析や、新たな診断技術の開発などに役立てることが可能です。
環境中の物質の光学的性質を分析し、汚染物質の検出や大気の状態監視などに活用することができます。この過渡吸収応答検出装置は、高精度かつリアルタイムな分析を可能にするため、環境保護のための重要なツールとなり得ます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2014-039995 |
発明の名称 | 過渡吸収応答検出装置および過渡吸収応答検出方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人埼玉大学 |
公開番号 | 特開2017-078569 |
登録番号 | 特許第0006298654号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です