日本放送協会
高感度と低暗電流を両立する光電変換素子の製造方法

日本放送協会
高感度と低暗電流を両立する光電変換素子の製造方法
この特許は、酸化ガリウムを用いた光電変換素子の製造方法を提供します。具体的には、基板上にカルコパイライト型またはスファレライト型の化合物半導体を積層形成し、酸化ガリウムからなるn型半導体層を形成する際、基板を450〜500で加熱しながら酸化ガリウムを成膜することが特徴です。これにより、暗電流を低くし、SN比を高くすることが可能となります。また、0Vまたは非常に低い逆バイアス電圧を印加した場合でも駆動可能な、可視光用の光電変換素子を得ることができます。
つまりは、酸化ガリウムを用いた光電変換素子の製造方法で、低電圧印加時でも可視光感度が高く、暗電流が低い製品が作られます。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 半導体産業電子機器製造業デジタルカメラ製造業
- 高感度カメラの製造
- 高感度センサーの開発
- 環境に優しい半導体素子の製造
この技術を活用して、暗所でも高感度で撮影可能なデジタルカメラを製造することが可能です。低い逆バイアス電圧で駆動可能なため、消費電力を抑えつつ高品質な画像を得ることができます。
この技術は、光センサーの開発にも活用できます。暗電流の低減と高感度が可能なため、例えば、夜間や暗所での監視カメラやセキュリティセンサーの性能向上に寄与します。
硫化カドミウムの代替として酸化ガリウムを用いることで、環境に優しい半導体素子の製造が可能となります。酸化ガリウムはカドミウムよりも環境負荷が低いため、製品の環境対応性を強化できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-211033 |
発明の名称 | 光電変換素子の製造方法 |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2017-084946 |
登録番号 | 特許第0006654856号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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