国立大学法人横浜国立大学
環境負荷低減と高効率な白金族元素の回収方法

国立大学法人横浜国立大学
環境負荷低減と高効率な白金族元素の回収方法
本特許は、白金族元素の抽出と回収を効率化するための新しい手法を提供します。特に、希少資源である白金族元素や希土類元素が使用されている触媒、超伝導体、磁性体等からこれらの元素を回収するための技術を提案します。この方法は、有機相に対して沈殿分離工程後に得られた水相から白金族元素を抽出した後、同じ有機相に対して新たに得られた水相から白金族元素をさらに抽出することにより、有機相中の白金族元素の濃度を高めます。また、白金族元素の回収方法として、白金族元素を含む有機相を電解浴として使用し、電解析出を行うことで白金族元素を回収します。
つまりは、本特許は、白金族元素を水相から有機相に抽出し、電気化学的手法により回収する方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 触媒製造業金属リサイクル業超伝導体製造業
- 金属リサイクル業への応用
- 触媒製造業への応用
- 研究機関への応用
本特許の技術は、金属リサイクル業において有用です。特に、白金族元素が含まれる廃材の処理において、本特許の技術を用いることで効率的に白金族元素を回収できます。これにより、リサイクル業者は貴重な資源をより効率的に再利用することができます。
本特許の技術は、触媒製造業においても有用です。白金族元素が使用されている触媒の製造過程で発生する廃液から、白金族元素を効率的に回収することが可能となります。これにより、製造コストを抑えるとともに、環境負荷を低減することができます。
本特許の技術は、研究機関でも利用可能です。新しい触媒や新素材の研究開発過程で、白金族元素を効率的に抽出・回収するための方法として活用することができます。これにより、研究コストを削減し、素材開発のスピードアップに寄与することができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-216956 |
発明の名称 | 白金族元素の回収方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人横浜国立大学 |
公開番号 | 特開2017-088920 |
登録番号 | 特許第0006730706号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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