国立大学法人 新潟大学
大型液体濃度測定の新たな可能性!

国立大学法人 新潟大学
大型液体濃度測定の新たな可能性!
従来、液体濃度センサは小型の液体容器での使用に向いていましたが、大型の容器では測定が不安定になるという問題がありました。しかし、この特許技術はその課題を解決します。振動子とコンデンサユニットを備えた液体濃度センサで、コンデンサユニットは第1コンデンサと並列に接続する第2コンデンサを有し、第2コンデンサの電極間に測定対象の液体が配置されます。この第2コンデンサの電極間の距離は測定対象の液体のサイズに応じて調整可能です。これにより、大型の液体容器でも安定した濃度測定が可能となりました。さらに、振動子は基本モードに加えてオーバートーンモードでも発振可能で、それぞれのモードで発振周波数を測定することにより、液体の濃度だけでなく導電性も測定可能です。
つまりは、大型の液体容器でも安定した濃度測定が可能な液体濃度センサ
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業フード・飲料業界化学業界
- 大型タンクでの液体濃度のリアルタイム監視
- 飲料製造プロセスの品質管理
- 環境調査への応用
工場などで液体を大量に保管する大型タンクでは、濃度の均一性が製品品質に直結します。この液体濃度センサを使用することで、大型タンクでも液体の濃度をリアルタイムに監視し、品質管理をより精密に行うことが可能です。
飲料製造においては、原料の濃度が製品の品質に大きな影響を及ぼします。このセンサを使用することで、製造過程における各段階での液体濃度を厳密に測定し、製品の品質管理を向上させることができます。
環境調査においても、水質や土壌中の液体の濃度を測定することは重要です。このセンサを使用すれば、大規模な調査でも安定した測定が可能となり、より正確なデータ収集が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-222372 |
発明の名称 | 液体濃度センサ |
出願人/権利者 | 国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 | 特開2017-090310 |
登録番号 | 特許第0006624431号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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