学校法人法政大学
革新的な微生物技術で金属を効率的に回収

学校法人法政大学
革新的な微生物技術で金属を効率的に回収
本特許は、遺伝子組換え微生物を用いた金属回収用担体とその活用方法に関するものです。グラム陰性菌の外膜ポリンに特定のアミノ酸配列を持つ金属イオン結合ペプチドモチーフを導入することで、金属の効率的な回収が可能となります。これにより、廃水処理や金属リサイクルなどで生じる有害な重金属や希少価値の高い金属を効率よく回収することが可能となります。また、金属回収用担体を固定化した金属の回収用バイオリアクターも提供します。これにより、一般の化学的な方法よりもエネルギー消費が少なく、環境負荷の低い金属回収が可能となります。
つまりは、遺伝子組み換え微生物を用いた金属回収技術
AIによる特許活用案
おすすめ業界 廃水処理業金属リサイクル業バイオテクノロジー業
- 廃水処理施設への導入
- 金属リサイクル業への応用
- バイオテクノロジー分野での活用
本特許の金属回収技術は、工業用廃水や生活用廃水に含まれる重金属や有害な金属化合物を効率的に回収するために使うことができます。これにより、土壌や水質の汚染防止に寄与し、同時に回収された金属はリサイクル資源として利用することが可能です。
工場の廃液処理過程や金属加工過程で生じる金属スラッジから、希少価値の高いレア・アースやその他の金属を効率的に回収することが可能です。これにより、有限な金属資源の有効活用と環境負荷の低減が図れます。
本特許の技術は、新たなバイオリアクターの開発や遺伝子組換え微生物を用いた研究に活用することも可能です。具体的には、金属イオンを特定の微生物に吸着させることで、新たな金属回収方法の開発や、金属の生物学的挙動の解析に貢献できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2019-515727 |
発明の名称 | 金属の回収方法、並びに金属回収用担体及びこれを用いた金属の回収用バイオリアクター |
出願人/権利者 | 学校法人法政大学 |
公開番号 | WO2018/203539 |
登録番号 | 特許第0007128527号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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