国立大学法人九州工業大学
超伝導体が生み出す新時代の加工技術

国立大学法人九州工業大学
超伝導体が生み出す新時代の加工技術
この特許では、超伝導体と磁石を活用した新たな加工方法とその装置を提案しています。超伝導体を使用することで、磁石が一定の高さで浮遊する「ピン留め効果」を利用し、加工運転中に磁石を超伝導体から一定の高さに保つことが可能になります。さらに、磁石は加工用の砥粒を固定するか、表面に工具形状を有した金属板を貼付ける、または磁石表面を刃物形状に加工することで、工具として機能します。これにより、被加工物を高精度で加工することが可能になります。また、磁石の形状はドーナツ形状、円板状、短形形状、もしくは円柱状など、様々な形状が可能で、2極、4極、それ以上のS極やN極の磁極を持つことができます。
つまりは、この特許は、超伝導体と磁石を用いた革新的な加工装置とその加工方法について述べています。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 工具製造業自動車産業製造業
- 高精度な加工要求に対応する工具の開発
- 自動車部品の加工
- マイクロマシニングへの応用
この技術を使用すれば、特に高精度な加工が求められる工具の開発に活用できます。特に、微細な加工が必要な部品製造などにおいて、この技術はその精度を大幅に向上させる可能性があります。
超伝導体と磁石を用いた加工装置は、自動車部品の製造においても有効でしょう。部品の形状が複雑で従来の加工方法では困難だったものでも、この技術を用いれば高精度に加工することが可能になります。
この技術は、マイクロマシニングという、微細な寸法で精密に加工する技術への応用も考えられます。電子部品や医療機器など、微小な部品の精密な加工が求められる分野での活用が期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2015-228714 |
発明の名称 | 超伝導体を利用した加工装置及び加工方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人九州工業大学 |
公開番号 | 特開2017-094442 |
登録番号 | 特許第0006536953号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です