国立研究開発法人国立環境研究所
革新的なエネルギー節約型廃水処理装置

国立研究開発法人国立環境研究所
革新的なエネルギー節約型廃水処理装置
この発明は、電力を必要とせず、簡易な構成でバイオガスを供給する廃水処理装置を提供します。装置は、単一の槽に区画された上下段に設けられた酸発酵槽とメタン発酵槽を含みます。メタン発酵槽で生成されたバイオガスは、メタン発酵槽の上部に向けて上昇し、酸発酵槽に連通された開口部を通過後、所定量のバイオガスを貯留する空気溜り部に貯留されます。空気溜り部に貯留されたバイオガスは、メタン発酵槽の開口部を塞ぎ、酸発酵槽内の原水又は酸発酵処理水が開口部を通過してメタン発酵槽に流入することを防ぎます。所定量を超えたバイオガスは酸発酵槽に排出されます。
つまりは、電力を必要とせず、簡易な構成でバイオガスを供給する廃水処理装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 産業廃水処理環境保全エネルギー
- 産業廃水処理への適用
- バイオガスの生産と活用
- 環境保全への貢献
この発明は、高効率でエネルギーを節約する廃水処理装置として、大量の廃水を処理する産業施設に適用できます。電力を必要とせず、シンプルな構造であるため、運転コストとメンテナンスコストを大幅に削減することが可能です。
メタン発酵槽で生成されたバイオガスは、エネルギー源として利用することができます。この発明は、バイオガスの生成と供給を効率的に行い、再利用可能なエネルギーの提供を可能にします。
この発明は、省エネルギーと廃水処理の両方を実現し、環境負荷を低減します。これにより、企業の環境保全活動やCSR活動に貢献できます。また、地球温暖化対策としても期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-009983 |
発明の名称 | 廃水処理装置及び気体式液体仕切弁 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
公開番号 | 特開2017-127827 |
登録番号 | 特許第0006029081号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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