公立大学法人大阪
画期的な化合物スクリーニング方法の開発

公立大学法人大阪
画期的な化合物スクリーニング方法の開発
本特許では、ヘリックス-ループ-ヘリックス構造を有するペプチド部のN末端にCDGGSGGGSのアミノ酸配列を有するペプチド鎖をファージ表面に提示し、化学式1、3-6のいずれかの化合物を間接に結合したペプチド複合体を開発します。この複合体は、標的キナーゼ、特にオーロラキナーゼA、オーロラキナーゼC、Erk2、PAK4、PKACocなどに対するスクリーニング方法に活用できます。また、ペプチド複合体のN末端のシステイン残基と、化合物のマレイミド残基の3位または4位が結合するファージライブラリーが提案されています。
つまりは、特許JP 6761993 B2は、化学式1、3-6の化合物を間接に結合したペプチド複合体を含むファージライブラリーを用いた画期的なスクリーニング方法を明らかにします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジー医薬品開発生物学的研究
- 新規薬剤開発への応用
- ターゲットタンパク質の機能解析
- 疾患の診断および治療
この特許のスクリーニング方法は、新規薬剤の開発に対して大きな可能性を秘めています。標的となる特定のキナーゼに対する高度に特異的な化合物を迅速に同定することが可能になるため、効率的に新規薬剤の開発を進めることができます。
本特許のスクリーニング方法は、特定のキナーゼの機能解析にも活用できます。化合物がキナーゼと結合することにより、キナーゼの活性や機能を調節することが可能となり、それによりキナーゼの生物学的な役割を詳細に解析することができます。
本特許に記載されている化合物とペプチド複合体の結合パターンは、特定の疾患のバイオマーカーとして利用可能です。スクリーニングによって得られた結果は、疾患の診断や治療の方向性を示す重要な情報を提供する可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-016460 |
発明の名称 | プロテインキナーゼ阻害剤 |
出願人/権利者 | 公立大学法人大阪 |
公開番号 | 特開2017-132743 |
登録番号 | 特許第0006761993号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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