国立大学法人弘前大学
火炎を音波で正確に検出!新世代火炎検出センサとその方法

国立大学法人弘前大学
火炎を音波で正確に検出!新世代火炎検出センサとその方法
本発明は、指向性を持つ特定の周波数の音波を発信し、反射波の音圧差を基に火炎の存在とその発信方向を判定する火炎検出器とその方法に関して説明します。発信した音波の反射波の強度又は音圧に基づき、複数の反射波それぞれの音圧を算出します。算出した複数の音圧に差が生じている場合に、相対的に音圧が小さい反射波に対応する発信方向に火炎が存在すると判定します。これにより、火災の発生現場が煙に包まれている場合でも、音波による反射を基に火炎の有無を正確に検出することが可能となります。
つまりは、特定の周波数の音波を発信し、その反射波を基に火炎の存在を判定する新たな火炎検出器とその方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 消防建設・建築セキュリティ
- 高層ビルでの火災対策
- 森林火災の早期発見
- 工場の火災対策
高層ビルでは火災が発生した場合、その規模と影響が大きいため、早期の火炎検出が求められます。本発明の火炎検出器を設置することで、煙が充満しても確実に火炎の存在を検出し、対応を迅速に行うことが可能となります。
森林火災の発生を早期に発見し、その拡大を防ぐためには、広範囲にわたる火炎の検出が必要となります。本発明の火炎検出器は、音波の反射を利用するため、広範囲の火炎を効率的に検出することが可能です。
工場内での火災は、機械や設備の損傷だけでなく、生産活動の停止といった大きな損害をもたらします。本発明の火炎検出器を工場内に設置することで、火災の早期発見と迅速な対応が可能となり、大きな損害の防止に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-013827 |
発明の名称 | 火炎検出センサ及び火炎検出方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人弘前大学 |
公開番号 | 特開2017-134611 |
登録番号 | 特許第0006694636号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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