日本放送協会
革新的な階層変調を活用した映像配信システム

日本放送協会
革新的な階層変調を活用した映像配信システム
本システムは、階層変調を活用したもので、映像コンテンツ等を配信する際に用いられます。階層変調とは、同じ内容のコンテンツを複数の階層で並行して伝送する方式で、各階層で伝送される情報量が異なるという特性を持っています。例えば、高解像度の映像は通常の変調方式(高階層)で伝送し、一方で低解像度の映像は降雨等に強い変調方式(低階層)で並行して伝送します。これにより、降雨あるいは降雪等で電波伝搬状況が悪化しても、受信装置側で低階層側を受信することにより、情報量は少ないものの、必要最小限の情報を受信することが可能となります。
つまりは、高解像度・低解像度の映像を階層変調により並行伝送し、状況に応じた適切な受信を可能にするシステム。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像制作業界放送業界ICT業界
- データ伝送の最適化
- 映像配信の進化
- 災害時の情報伝達
本システムを通信環境の悪い地域や状況におけるデータ伝送に利用することで、情報の損失を最小限に抑えつつ、必要な情報を伝送することが可能となります。
階層変調を活用することで、同じ映像コンテンツを高解像度と低解像度で並行配信し、受信環境に応じて最適な映像を受信できる新たな映像配信サービスの開発が可能になります。
天候悪化などで通信環境が悪化する災害時にも、低階層で重要な情報を伝送することで、必要最小限の情報を確実に受信者に届けることが可能となります。これにより、災害情報の伝達をより確実なものにすることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-096843 |
発明の名称 | 受信装置、送信装置、およびプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2017-139814 |
登録番号 | 特許第0006214803号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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