国立大学法人電気通信大学
精度向上!レーダ装置による目標形状推定

国立大学法人電気通信大学
精度向上!レーダ装置による目標形状推定
本特許は、レーダ装置による目標形状推定方法に関するもので、送信素子で出力された電磁波の反射波を受信する受信素子の受信出力を得る受信処理、各受信出力に含まれる極大値を距離点の情報として抽出し、ドップラ速度を取得する距離点取得処理、得られた距離点の情報をドップラ速度に基づきクラスタに分類するクラスタリング処理、クラスタごとの距離点の集積度を評価し目標の形状を得る距離点マイグレーション処理が含まれます。これにより、反射波の不要な応答による虚像発生を抑制し、目標の三次元形状を正確に推定することが可能になります。また、この技術は超広帯域電磁波を使用して画像を取得する技術として適用可能です。
つまりは、画像取得に用いるレーダ装置や、その目標形状推定方法、及び目標形状推定プログラムを改良し、高精度な画像取得を可能にします。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 安全保障自動車産業ロボット技術
- 自動運転技術の精度向上
- ロボットの環境認識能力向上
- 防衛分野での活用
自動運転に必要な高精度な地図データ作成や障害物検知に活用できます。特にナイトビジョンや悪天候下でも画像取得が可能なため、自動運転の安全性向上に寄与します。
ロボットが周囲の環境を正確に把握するために利用できます。特に、不可視領域(濃煙環境下、夜間など)でも画像を取得できるので、災害救助ロボットなどに適用することで、より高いパフォーマンスを発揮します。
レーダー装置の画像取得精度を向上させることで、防衛分野での監視・警戒システムの精度向上に貢献します。不可視領域での画像取得が可能なため、夜間の監視や悪天候下でも高精度な情報取得が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-023620 |
発明の名称 | レーダ装置、目標形状推定方法及びプログラム |
出願人/権利者 | 国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 | 特開2017-142164 |
登録番号 | 特許第0006687941号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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