知財活用のイノベーションで差別化を

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公益財団法人鉄道総合技術研究所
鉄道の安全を守る、画期的な2次ばね系の異常検出装置

公益財団法人鉄道総合技術研究所
鉄道の安全を守る、画期的な2次ばね系の異常検出装置

本特許は、鉄道車両の車体と台車間の2次ばね系の異常を検出する装置に関するもので、車体の並進方向加速度と回転方向加速度の位相差を活用しています。特に、車両の走行速度に応じて実質的に比例して高周波数側へ推移するよう設定された周波数帯域の成分を抽出し、位相差が所定の許容範囲を外れた場合に異常と判断します。さらに、並進方向加速度と回転方向加速度の位相差が反転する周波数とは異なる周波数帯域を設定し、走行速度が予め設定された抽出周波数変更速度を超過した際には、位相差が反転する周波数を超えるよう低周波数側に段階的に推移させます。これにより、精度と感度の高い異常検出が可能となり、鉄道の安全性を向上させることが可能です。

つまりは、車体の並進方向加速度と回転方向加速度の位相差を利用した鉄道車両の異常検出装置

AIによる特許活用案

おすすめ業界 鉄道業界輸送機器製造業保守・メンテナンス業

  • 高度な安全システムの導入
  • 鉄道車両メーカーや鉄道運営会社は、この技術を用いて鉄道車両の安全システムを強化することが可能です。異常が発生した場合には、すぐに対応が可能となり、大きな事故を未然に防ぐことができます。

  • 保守・メンテナンス作業の効率化
  • 本技術を活用すれば、定期的な点検だけでなく、リアルタイムで車両の状態をモニタリングできます。これにより、必要な保守・メンテナンス作業を効率的に行うことが可能となり、車両の長寿命化とコスト削減に繋がります。

  • 高度な診断ツールの開発
  • この特許技術を基にした診断ツールを開発することで、鉄道車両のメンテナンス業者や修理業者がより精度の高い診断を行うことが可能となります。これにより、問題の早期発見と対策が可能となり、鉄道の安全性と信頼性を高めることができます。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2016-028741
発明の名称2次ばね系の異常検出方法及び異常検出装置
出願人/権利者公益財団法人鉄道総合技術研究所
公開番号特開2017-144909
登録番号特許第0006530329号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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