学校法人早稲田大学
高剛性と軽量性を兼ね備えたポーラス構造体の製造法

学校法人早稲田大学
高剛性と軽量性を兼ね備えたポーラス構造体の製造法
この技術は、内部にたくさんの気孔を持つポーラス金属の製造方法について述べています。気孔が一方向に整列するように形成されているため、このポーラス金属は軽量かつ高剛性という特性を持ちます。これにより、例えば自動車や航空機の構造材料として期待されています。また、断熱材料や吸音材料としても注目されています。特に、複数の棒状部材のそれぞれの周囲の空間を無機材料の溶湯で充てんし、その後冷却することにより、方向性のある気孔を確実に形成します。これにより、気孔の大きさや形状、配置、気孔率を容易に制御することが可能となります。
つまりは、セミツンリッドスラリーを用いた固液共存状態の溶湯を用いて、ポーラス構造体を製造する手法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業航空機産業建築業
- 高剛性・軽量材料としての自動車部品の製造
- 航空機の構造材料としての応用
- 断熱材料や吸音材料としての応用
この製造方法は、自動車部品の製造において非常に有用です。軽量でありながら高剛性を持つポーラス金属部品は、車両の重量を減らし、燃費を改善することにつながります。
航空機の構造材料としてもこの製造方法は有用です。軽量で高剛性のポーラス金属は、航空機の重量を軽減し、燃費を改善し、結果として運行コストを削減することが可能です。
このポーラス金属の製造方法は、建築業においても利用可能です。気孔が一方向に整列する特性を活かし、断熱材料や吸音材料として使用することができます。これにより、快適な居住空間を提供することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-038384 |
発明の名称 | ポーラス構造体の製造方法 |
出願人/権利者 | 学校法人早稲田大学 |
公開番号 | 特開2017-155271 |
登録番号 | 特許第0006829373号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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