知財活用のイノベーションで差別化を

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国立大学法人 大分大学
鉄鋼強化の新標準 - 誘電体バリア放電による硬化手法

国立大学法人 大分大学
鉄鋼強化の新標準 - 誘電体バリア放電による硬化手法

本特許は、鋼や鉄合金といった被処理金属の表面を硬化させる新しい方法を提案しています。窒素原子を金属の表面に固溶させる窒化処理が一般的に用いられていますが、この手法は高価な真空容器が必要で作業工程が増えるという課題がありました。そこで本発明では、誘電体バリア放電(DBD)を用いた硬化手法を提供します。これにより、被処理物の表層を均一に硬化することが可能となり、また、窒素原子や他のラジカルを大量に生成することで、硬化処理を促進します。これにより、高価な設備投資を抑えつつ、効率的な硬化処理が可能となります。

つまりは、鋼や鉄合金の表面を硬化させる新たな方法として、誘電体バリア放電を用いた技術を提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 鉄鋼業自動車産業工作機械製造業

  • 高性能な鋼材の開発
  • 鋼材の表面硬化が重要となる自動車産業や航空機産業において、本発明の技術を利用することで、高性能かつコストパフォーマンスに優れた新たな鋼材を開発することが可能となります。

  • 生産ラインの効率化
  • 既存の窒化処理はバッチ処理であり、作業工程が増えるため、生産効率が低下する可能性があります。しかし、本発明を用いれば連続的な生産ラインでの処理が可能となり、生産効率の向上が期待できます。

  • エネルギー消費の削減
  • 既存の窒化処理では高価な真空容器が必要となり、大きなエネルギーを消費します。しかし、本発明の技術を導入することで、エネルギー消費を大幅に削減し、生産コストの低減と環境負荷の軽減を実現することが可能となります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2016-056206
発明の名称誘電体バリア放電による金属表層の硬化方法
出願人/権利者国立大学法人 大分大学
公開番号特開2017-155324
登録番号特許第0006789562号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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