国立大学法人静岡大学
高性能な二次電池を実現する、マグネシウム塩を含む電解質材料

国立大学法人静岡大学
高性能な二次電池を実現する、マグネシウム塩を含む電解質材料
本特許は、マグネシウム塩と溶媒分子を含む電解質材料に関するもので、特に二次電池の電解質が固体または半固体であることを目指しています。マグネシウムイオンはリチウムイオンと比べて固体中での拡散性が低いため、従来の固体または半固体電解質におけるマグネシウムイオンのイオン伝導度は非常に低いという問題がありました。本発明では、前記マグネシウム塩の一部が溶媒分子と溶媒和物を形成し、その電解質材料が25度以上で固体または半固体であることで、マグネシウムイオンの高いイオン伝導度を実現します。これにより、マグネシウムイオンを含む固体または半固体の電解質におけるイオン伝導度の向上が期待できます。
つまりは、マグネシウムイオンのイオン伝導度を向上させるための新規な電解質材料の提供
AIによる特許活用案
おすすめ業界 電子機器製造業バッテリー製造業自動車産業
- 高性能な二次電池の開発
- 電気自動車のバッテリー向けの開発
- 環境に優しい電池の製造
本特許の電解質材料は、マグネシウムイオンの高いイオン伝導度を発現することができ、したがって高性能な二次電池の開発に利用することが可能です。特に、電池の安全性、小型軽量化等の観点から、二次電池の電解質が固体又は半固体であることが望まれるため、本特許の活用は大いに期待できます。
電気自動車の普及に伴い、バッテリーの性能向上は重要な課題となっています。本特許の電解質材料は、マグネシウムイオンの高いイオン伝導度を発現することができ、したがって電気自動車のバッテリー向けの開発に利用することが可能です。
マグネシウム二次電池は、リチウム一次電池と比較して大きな充電容量を有することができ、また、安価な材料から形成できることから注目されています。本特許の電解質材料を利用すれば、環境に優しい新型の電池の製造が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-054245 |
発明の名称 | マグネシウム二次電池用電解質材料、及びこれを用いたマグネシウム二次電池 |
出願人/権利者 | 国立大学法人静岡大学 |
公開番号 | 特開2017-168371 |
登録番号 | 特許第0006745474号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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