日本放送協会
音の世界を自然に再現!インパルス応答推定装置

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音の世界を自然に再現!インパルス応答推定装置
この特許は、音声信号のミクシングやチャンネル数変換において、実際にどのような残響を付加するかについて、人間の経験と勘に頼る必要性を軽減する技術です。異なる時間や場所で収録した音声をミクシングした場合や、チャンネル数変換を行う際に、空間的な広がり感を再現するために利用します。直接音と間接音 (残響音) を適切に組み合わせることで、リアルな音響を再現します。また、コンピュータがこのインパルス応答推定装置として機能するためのプログラムも提供します。特に、直接音とインパルス応答が既知であれば、直接音にインパルス応答を畳み込むことで、残響音を生成することが可能となります。これにより、原音場の残響音に近い残響音を追加し、自然な音響環境を作り出すことができます。
つまりは、番組音声制作や音声信号のチャンネル数変換などにおいて、自然な響きを再現するための、インパルス応答推定装置及びそのプログラムに関する特許です。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 音響業界映像制作ゲーム開発
- 映像制作でのリアリティ向上
- ゲーム開発での音響効果の向上
- 音楽制作での音響効果の向上
映像と音声の一体感を向上させるために、収録音声に対して適切な残響を付加し、場面に応じた自然な音響環境を再現します。これにより、視聴者によりリアルな体験を提供することが可能となります。
ゲーム内の異なるシーンや環境で、現実に近い音響効果を再現するために使用します。プレイヤーがゲーム内で行動する際の音響反応をリアルに表現し、没入感を高めます。
音楽制作において、レコーディングスペースの音響特性を再現するために利用します。これにより、演奏者が実際にその場所で演奏しているかのようなサウンドを作り出すことが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-057525 |
発明の名称 | インパルス応答推定装置及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2017-173456 |
登録番号 | 特許第0006630605号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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