【山野 博】光源付き携帯用電子スクラップ装置
【山野 博】
光源付き携帯用電子スクラップ装置
この装置は、大きな電子ペーパーを備えた携帯可能な板状本体と、情報をデジタル化するためのカメラ、照明部を内蔵しています。特に、情報が記載された物体を覆う際に生じる影を解消する照明部を備え、暗い場所でもクリアなデジタルスクラップを可能にします。軽量で持ち運びやすく、操作も簡単で、スクラップ情報の保存と閲覧が一台で完結します。
本装置は、情報を撮影し電子ペーパーに表示するために特化した携帯用電子スクラップ装置です。板状本体は、一側面に大きな電子ペーパー、他側面にカメラを配置し、内部には撮影した情報を保存する記憶部を内蔵しています。照明部は、板状本体を対象物にかざした際に生じる影を照らすことで、どんな環境でも明るく適切に撮影できるように設計されています。この技術により、細かな文字情報も鮮明にキャプチャし、後で読みやすい形で電子ペーパーに表示することが可能です。
【図1】 電子スクラップ端末の使用例
技術の特徴
超低消費電力
表示画面を更新する時だけに電力を消費する。
そのため表示中は、電力消費はゼロであり、メモリー性があるため無電力で画面を表示し続けることが可能となる。
高視認性
紙と同じように視野角がほぼ180度の反射型表示で、長時間見続けても目に優しく、屋外の明るい場所での視認性も優れています。(バックライトは不要、直射日光の中でも液晶のように見づらくならない)
薄型・軽量(携帯性)
表示原理がシンプルな構造のため、薄くて軽いディスプレイが実現できる。
「白・黒反転」表示が用意
表示原理の特性上、黒い画面表示に「白い文字」が表示でき、くっきりとした文字が簡単に切り替えできる。
そのため視力の弱い人に対しても目に優しい文字表示が素早く実現できる。
AIによる特許活用案
おすすめ教育業界出版・メディア業界ビジネス
- ビジネス
- 教育
- 個人使用
会議や講演で配布される資料のスクラップや、重要な契約書類のデジタル保存に。
教科書や資料からの情報収集、研究材料のデジタル化に。
新聞や雑誌の記事、レシピ、趣味の資料など、日々の生活で出会う有用な情報のキャプチャに。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2013-270988 |
出願日 | 2013/12/27 |
発明の名称 | 携帯用電子スクラップ装置 |
出願人/権利者 | 山野 博 |
公開番号 | 特開2015-126 |
登録番号 | 特許第5660348 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
簡易的にスキャンしてズームして読むというだけならiPadなどでも同じようなことをしている人は多いと思われますが、本発明は影になる被写体を明るくする光源があったり、液晶ではなく電子ペーパーであることで低電力かつ目に優しいという効果が得られるなど、「そういえば従来なかったな」という隙間をついた発明ですね。特に細かい文字を読むのに労力がかかる中年以降の方にはウケるのではないでしょうか。