国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
波力と共に進化する、次世代の水位変動対応係留システム

国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所
波力と共に進化する、次世代の水位変動対応係留システム
本特許は、波浪などによる短周期の水位変動に伴う浮体動揺を抑制し、潮位等の長周期の水位変動に対しては浮体の喫水を一定に保つ水位変動対応係留システムに関するものです。特許文献1に見られるような油圧シリンダーや油圧ユニットを組み込む必要がなく、特許文献2のような回転体や滑車を用いることなく、効率的に水位変動に対応します。それにより、海生生物の付着等による固着や、地盤(海底)への設置といった問題を回避します。また、減揺手段として、枠子手段を側面よりも上面及び下面が広い平板構造に形成し、更なる揺れの抑制を実現します。
つまりは、浮体の喫水を一定に保つとともに、短周期の水位変動に伴う浮体動揺を抑制する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 海洋エネルギー港湾施設海洋建設
- 波力発電施設への応用
- 浮体を使用する港湾施設の安定化
- 海洋建設作業の効率化
海上に設置された波力発電装置は、潮位の変動により効率が低下する問題があります。本特許の技術を活用することで、潮位の変動による影響を軽減し、安定した発電を維持することが可能になります。
港湾施設で使用される浮体は、波浪などによる短周期の水位変動に伴う動揺を抑制しながら喫水を一定に保つことが求められます。本特許の技術は、これらの要求を満たすための有効な手段となります。
海洋建設作業では、浮体の安定性が求められます。本特許の技術により、浮体の動揺を抑制し、作業の効率化と安全性向上を実現します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-078153 |
発明の名称 | 水位変動対応係留システム |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 |
公開番号 | 特開2017-185971 |
登録番号 | 特許第0006887656号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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