国立研究開発法人産業技術総合研究所
究極の微細粒子観察法を実現する特許技術

国立研究開発法人産業技術総合研究所
究極の微細粒子観察法を実現する特許技術
本特許は、微細粒子の分散を維持したままシリコン基板上に固定し、顕微鏡観察を可能にする方法について説明しています。従来の微細粒子観察法では、分散媒体を乾燥させると微細粒子同士が凝集してしまうことが問題でした。本発明では、水に分散した微細粒子をシリコン基板に固定し、シリコン基板を冷却することで微細粒子の静電反発を維持したまま急冷凍結するという手法を提案しています。これにより、微細粒子の分散状態を維持したまま観察を行うことが可能となります。また、再現性の高い安定した観察基板の作成も可能となります。
つまりは、シリコン基板を用いて微細粒子の分散を維持しながら観察を可能にする方法。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 ナノテクノロジー材料科学医薬品研究
- ナノサイズの素材観察に活用
- 医薬品研究への応用
- 品質管理への適用
微細粒子の観察は、ナノテクノロジーや材料科学などの分野で重要です。本発明を利用すれば、微細粒子の分散状態を保ったままの観察が可能となり、より詳細なデータ分析や新素材の開発に役立てることができます。
薬物の開発や生物学的な研究においても、微細粒子の観察は不可欠です。本発明による観察法は、微細粒子の分散状態を維持しながら観察を行うことができるため、より正確な研究結果を得ることが可能となります。
工業製品の品質管理においても、微細粒子の観察は重要です。本発明の手法を使用すれば、製品内の微細粒子の分散状態を確認し、品質のバリエーションを抑制することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-083528 |
発明の名称 | 微細粒子の観察方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2017-194307 |
登録番号 | 特許第0006708327号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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