日本放送協会
動きを捉え、映像を鮮明にする新技術

日本放送協会
動きを捉え、映像を鮮明にする新技術
この技術は、映像内のオブジェクトが被写界深度から外れるほど高周波帯域を高く設定し、参照フレームを生成します。また、動き推定部を備え、原画像列の基準フレームとの間の動きベクトルを検出します。これにより、従来の幾何変換を伴う動き推定の問題点であった、被写界深度の内から外への動きや、内から外への動きを伴うぼやけ、先鋭化による動き推定の確度低下を解消します。さらに、超解像処理を利用した動き補償を行うことで、差分情報量の増大を抑制します。この新たな参照フレーム生成装置と動き推定装置は、特に映像符号化や映像処理技術に大きな貢献をもたらすと期待されています。
つまりは、奥行方向の動きを捉え、参照フレーム生成と動き推定の精度を向上させる装置とプログラム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 映像制作業界ゲーム開発業界セキュリティ業界
- 高精度な映像符号化技術の開発
- リアルタイムでの高精度な動画処理
- セキュリティカメラの映像解析の高精度化
映像符号化の精度を向上させるために、本技術を適用します。オブジェクトの自行方向の動きが含まれる映像に対して、被写界深度を考慮した参照フレーム生成と動き推定を行います。これにより、符号化効率を向上させ、高品質な映像配信が可能になります。
本技術を利用して、リアルタイムでの高精度な動画処理を行います。奥行方向の動きを正確に捉えるため、リアルタイムでのスポーツ中継やゲームの映像処理において、視聴者に対してより高品質な映像体験を提供することができます。
セキュリティカメラの映像解析に本技術を適用します。奥行方向の動きを正確に捉えることで、より精度の高い行動予測や識別が可能となり、セキュリティの向上に寄与します。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-086441 |
発明の名称 | 参照フレーム生成装置、動き推定装置、及びプログラム |
出願人/権利者 | 日本放送協会 |
公開番号 | 特開2017-195579 |
登録番号 | 特許第0006727902号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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