国立大学法人電気通信大学
高精度な物体追跡技術を実現する特許技術

国立大学法人電気通信大学
高精度な物体追跡技術を実現する特許技術
この特許では、対象物体の様々な姿勢の画像から抽出したパッチ画像の特徴量に基づいて学習し、対象物体を撮影して得た入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢クラスに分類する第1の識別手順と、姿勢クラスが推定された入力画像のパッチ画像をいずれかの姿勢パラメータに分類する第2の識別手順を実行する物体検出装置、物体検出方法、および物体検出プログラムが明示されています。さらに、第1の識別器と第2の識別器は、決定木をRandom Ferns形式で構成し、識別結果は投票結果に基づいて行います。これにより、対象物体の位置姿勢を高精度に追跡することが可能となります。
つまりは、この特許は、物体の位置と姿勢を高精度に追跡するための技術を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 工場自動化エンターテイメントAR技術
- ファクトリーオートメーション向けの高精度な物体追跡システムの開発
- AR(拡張現実)アプリケーションの開発
- エンターテイメント分野での活用
この技術を利用して、製造ライン上で物体の位置や姿勢を高精度に検出し、その結果に基づいて次の処理を決定するファクトリーオートメーションシステムを開発できます。
物体の姿勢を高精度に検出する技術は、ARアプリケーションで必要とされます。対象物体に対するユーザーの視点や角度を正確に計算し、リアルタイムでARコンテンツを適切に表示するためにこの技術を活用できます。
映像投影やロジェクションマッピングなどのエンターテイメント分野でも、この技術の活用が期待できます。映像を重ねる対象物体の位置姿勢の高精度な検出により、よりリアルな空間演出が可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-136359 |
発明の名称 | 物体検出装置、物体検出方法および物体検出プログラム |
出願人/権利者 | 国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 | 特開2017-201498 |
登録番号 | 特許第0006796850号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です