国立大学法人東京海洋大学
地熱エネルギー活用の新時代、スケール防止地熱利用システム

国立大学法人東京海洋大学
地熱エネルギー活用の新時代、スケール防止地熱利用システム
本発明は、地熱流体が流れる配管や外部設備内にスケールが析出するのを抑制し、メンテナンス周期を延ばすことが可能な地熱利用システムを提供します。地熱流体取出管の流出口から流出した地熱流体を地熱水と地熱蒸気に分離し、二酸化炭素を脱気する明気槽と、地熱蒸気の二酸化炭素分圧を脱気抑制分圧値以上に維持する気水分離槽を備えています。さらに、地熱水中のカルシウムイオンを不溶性の炭酸カルシウムとして析出させ、マグネシウムイオンを不溶性のケイ酸マグネシウムとして析出させる機能も持ちます。これにより、地熱エネルギーの効率的な利用を可能にします。
つまりは、地熱流体からスケール析出を抑制し、メンテナンス周期を延ばす地熱利用システム
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー業界工業環境保護業界
- 地熱発電所における効率向上
- 温泉施設の維持管理コスト削減
- 地熱冷暖房システムの効率化
本発明を地熱発電所に導入することで、スケールによるメンテナンス時間を削減し、発電効率の向上とコスト削減を実現することが可能です。
温泉施設では地熱水の利用が一般的ですが、スケールが問題となることがあります。本発明を導入することで、スケールによる設備の劣化を防ぎ、維持管理コストを削減することができます。
本発明を地熱冷暖房システムに導入することで、スケールによるシステムの効率低下を防ぎ、より効率的なエネルギー利用を実現することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-126858 |
発明の名称 | 地熱利用システム |
出願人/権利者 | 国立大学法人東京海洋大学 |
公開番号 | 特開2018-003275 |
登録番号 | 特許第0006694632号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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