知財活用のイノベーションで差別化を

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国立研究開発法人産業技術総合研究所
高熱伝導性有機絶縁膜とその製造方法

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高熱伝導性有機絶縁膜とその製造方法

本特許では、ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシといった有機絶縁基材が使用され、それらが具備する高熱伝導性有機絶縁膜について述べられています。さらに、フィラーが20%以上含有されている高熱伝導性有機絶縁膜も提供します。本特許では、樹脂原料とそれを溶解する溶媒を含有する樹脂成分、およびそれら中に分散されたフィラーを有する膜原料組成物の製造方法も提供します。フィラーは、特定の形状と大きさのベーマイトと、それに修飾された有機化合物を含みます。また、修飾フィラーを得るための修飾工程と、これを樹脂成分と混合する混合工程も提供します。更に、この膜原料組成物を膜状に塗布し、乾燥させる塗布乾燥工程も含まれます。

つまりは、熱伝導性を大幅に向上させた高性能な絶縁膜とその製造方法を提供します。

AIによる特許活用案

おすすめ業界 電子機器製造業化学製品製造業素材研究開発業

  • 電子機器の熱マネージメントの改善
  • 伝熱特性が低い絶縁性有機薄膜に熱がこもる問題を解決するために、高熱伝導性有機絶縁膜の利用が考えられます。これにより、電子機器の発熱による寿命の低下や機能性の低下を防ぎ、熱マネージメントを改善することが可能です。

  • 電子機器の低コスト化
  • 高耐熱性膜から低耐熱性膜への転換を可能にすることで、同等の高温使用環境でも低コストの絶縁性有機薄膜が使用可能となります。これにより、電子機器の製造コストを低減することができます。

  • 無機フィラーの添加による絶縁性有機薄膜の機能向上
  • 無機フィラーを添加することで、絶縁性有機薄膜の熱伝導性を向上させることができます。この結果、電子機器の寿命延長や処理効率向上に寄与する可能性があります。

活用条件

  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ

特許評価書

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  • 権利概要
出願番号特願2016-154624
発明の名称高熱伝導性有機絶縁膜とその製造方法
出願人/権利者国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号特開2018-022654
登録番号特許第0006796303号
  • サブスク
  • 譲渡
  • ライセンス

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