国立研究開発法人産業技術総合研究所
高精度観察を可能にする顕微鏡補助装置

国立研究開発法人産業技術総合研究所
高精度観察を可能にする顕微鏡補助装置
本特許は、溶液中の試料を安定的に高分解能で観察するための顕微鏡補助装置に関するものです。具体的には、試料を含む溶液の上にカップをかぶせ、カップ及びステージの内部を脱気し、風船体を膨らませることで、カップの外部へ溶液を排出しながら試料を電子線透過膜に押し付けることが可能です。これにより、試料の位置を安定させて高い分解能での顕微鏡観察を実現します。また、カップはステージに吸着する吸盤体であり、風船体はカップの外部と通じる管中を有し、その内部圧力を制御可能です。これにより、試料の位置を精確に制御しながら高精度な観察を可能にします。
つまりは、溶液中の試料を安定した位置で高分解能で観察する顕微鏡補助装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 バイオテクノロジーマイクロスコピー研究開発
- 高精度な生物試料の観察
- 研究開発の効率化
- 教育現場での利用
生物試料の観察において、本顕微鏡補助装置を用いると、試料の位置を安定させ、高分解能での観察が可能になります。これにより、詳細な細胞構造の観察や、微細な生物反応の追跡が容易になります。
試料の位置を安定させることで、試料の観察精度が向上し、研究開発の効率化が期待できます。特に、微細な試料や繊細な試料の取り扱いにおいて、試料の安定化が求められる場合には有用です。
本顕微鏡補助装置は、教育現場での利用にも適しています。生物学や化学の実験で試料を観察する際に、試料の位置を安定させ、高精度な観察を可能にすることで、生徒たちの理解を深めることができます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-155245 |
発明の名称 | 顕微鏡観察方法及び顕微鏡観察補助装置 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2018-026197 |
登録番号 | 特許第0006731668号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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