国立大学法人東京工業大学
高性能ダンパー体:安全とコスト削減を両立

国立大学法人東京工業大学
高性能ダンパー体:安全とコスト削減を両立
本特許は、角形鋼管からなるダンパー体とその製造方法について述べています。このダンパー体は、鋼管の軸方向に垂直な方向のせん断力作用面と直交する面がそれぞれ弾紗性変形面となっています。弾紗性変形面は、中央に円孔を有し、中央部から前記せん断力作用面に向けて段次断面積が広くなるように形成されています。この構造により、既存のダンパー体よりも高いエネルギー吸収能力を得られ、製造工程も簡単でコスト削減が可能です。本特許の製造方法では、削孔具を一方の面から他方の面に貫通して円孔を形成することで、一工程で弾紗性変形面が形成されます。
つまりは、本特許は、高いエネルギー吸収能力を持つダンパー体とその製造方法について提供する。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 建設業製造業防災業界
- 地震に強い建物の開発
- 既存建物への制振改修
- 災害対策商品の開発
本特許のダンパー体は、地震や強風による振動を吸収する能力が高いため、これを用いて建物を設計・建設することで、地震に強い建物を開発することが可能です。
既存の建物に本特許のダンパー体を取り付けることで、地震による揺れを吸収し、建物の安全性を向上させる制振改修を行うことができます。これにより、建物の耐震改修コストを抑えることが可能です。
本特許のダンパー体を用いて、家具や家電製品などの安定性を高める商品を開発することができます。地震発生時に家具や家電が転倒することによる事故を防ぐための新たな災害対策商品として、市場に提供することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-161350 |
発明の名称 | ダンパー体およびダンパー体の製造方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人東京工業大学 |
公開番号 | 特開2018-028373 |
登録番号 | 特許第0006367275号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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