国立大学法人千葉大学
長期安定性と均一性を兼ね備えたファントムの新たな製造方法

国立大学法人千葉大学
長期安定性と均一性を兼ね備えたファントムの新たな製造方法
本特許は、人体模型(ファントム)の製造方法に関するもので、特にファントムの長期安定性、均一性を向上させる新たな製造法を提供します。具体的には、水、アクリルアミドモノマー、N, N -メチレンビスアクリルアミド、グリセリン、重合開始剤、および重合促進剤を混合し、アクリルアミドモノマーとN, N' -メチレンビスアクリルアミドを共重合させることで、均一性の高いファントムを製造します。この製造方法により、グリセリンの含有量を少なくすることができ、より均一なファントムを製造することが可能となります。これにより、生体組織に近い粘弾性を有し、利用装置での撮像に耐えうる強度を備えたファントムの製造が可能となります。
つまりは、本特許は、アクリルアミドモノマーとN, N -メチレンビスアクリルアミドを共重合させることで、均一性の高いファントムを提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 医療バイオテクノロジー研究開発
- 医療分野での利用
- バイオテクノロジー分野での活用
- 教育分野での活用
本特許の製造方法により製造されたファントムは、医療分野での利用が期待できます。具体的には、MRIやCTなどの画像診断装置の評価や校正に利用できます。また、放射線療法の計画や、医療機器の開発・評価にも利用可能です。
本特許の製造方法を利用して製造されたファントムは、生体組織の物理的性質を模倣できるため、バイオテクノロジー分野での研究・開発に活用できます。特に、生体に近い粘弾性を持つ材料の開発や、生体組織の物理的性質を理解するための研究に役立ちます。
本特許の製造方法により製造されたファントムは、医療やバイオテクノロジーに関する教育分野でも活用できます。具体的には、生体組織の物理的性質や、医療機器の使用法を学習するための教材として利用できます。また、これらの分野での研究を行う学生や研究者のための実験材料としても利用可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-206251 |
発明の名称 | ファントムの製造方法及びこれにより製造されるファントム |
出願人/権利者 | 国立大学法人千葉大学 |
公開番号 | 特開2018-041055 |
登録番号 | 特許第0006754112号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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