国立大学法人金沢大学
革新的な映像化技術を持つ走査型プローブ顕微鏡

国立大学法人金沢大学
革新的な映像化技術を持つ走査型プローブ顕微鏡
当該技術は、試料の表面における立体形状を高精度に画像化するための走査型プローブ顕微鏡を提供します。試料に対してプローブを2次元的に走査するXYスキャナ、走査面と直交するZ軸方向にプローブを駆動するZスキャナ、そしてこれらを制御する制御部を備えています。制御部は、連続撮影モードにおいて、過去の画像化で得られた画像に基づいて次の画像化のための走査条件を決定し、画像化を行います。また、試料が存在する領域、すなわち試料領域を特定し、次の画像化においてプローブが走査すべき測定領域を決定します。このようにして、試料の詳細な立体形状を高精度に画像化することが可能となります。
つまりは、高精度な立体形状画像を生成するための走査型プローブ顕微鏡
AIによる特許活用案
おすすめ業界 研究開発医療材料科学
- 物質の微細構造解析
- 病理組織の解析
- ナノテクノロジーの研究開発
物質の微細な構造を解析するために、本技術を利用することで、試料の表面の立体形状を高精度に画像化することが可能となります。これにより、物質の内部構造をより詳細に理解することができ、新たな材料開発や既存材料の改良につながる可能性があります。
医療分野においては、病理組織の解析に本技術を活用することが可能です。試料となる組織の微細構造を高精度に画像化することで、病理状態の詳細な理解に寄与し、診断や治療法の開発に役立つ可能性があります。
ナノスケールの物質やデバイスの研究開発においても、本技術の利用が有望です。ナノスケールの立体構造を詳細に画像化することで、ナノテクノロジーの進展に大いに貢献することが期待できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-188803 |
発明の名称 | 走査型プローブ顕微鏡及びその制御方法 |
出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | 特開2018-054385 |
登録番号 | 特許第0006842750号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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