公立大学法人大阪
革新的な基板複合体とその製造方法 - アンカー効果を利用した強固な接着

公立大学法人大阪
革新的な基板複合体とその製造方法 - アンカー効果を利用した強固な接着
この特許は、第1基板と第2基板を接着させる接着層を含み、接着層が熱硬化樹脂から構成され、第2基板側の表層部に複数の孔を有し、第2基板が第1基板側の表面に複数の突起部を備え、突起部が孔内に位置する基板複合体の製造方法を提供します。この製造方法は、接着層上に突起部を形成し、これら突起部を孔内に位置させることにより、第1基板と第2基板を接着させる工程を含みます。この方法により、同時に接着するのに適した接着剤が存在しない二つの基板の接着が可能となります。特に車体などの軽量化を目指す金属部品の樹脂化が進む中で、高強度の接着が求められる樹脂基板と金属基板の接着に有用です。
つまりは、二つの基板を接着層の複数の孔を利用したアンカー効果により接着させた基板複合体とその製造方法を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車産業電子部品製造建築産業
- 軽量化を求める自動車産業への活用
- 電子部品製造における活用
- 建築材料としての活用
この特許の基板複合体とその製造方法は、自動車産業における車体などの軽量化を目指す金属部品の樹脂化が進む中で、高強度の接着が求められる樹脂基板と金属基板の接着に有用です。接着剤が存在しない二つの基板の接着が可能となるため、効率的で強固な接着が可能となります。
電子部品の製造においては、異なる素材間の接着が頻繁に行われます。この特許の基板複合体とその製造方法は、接着剤が存在しない二つの基板の接着を可能にするため、電子部品製造における接着プロセスを強化し、品質を向上させることができます。
建築材料としては、異なる素材間の強固な接着が求められます。この特許の基板複合体とその製造方法は、接着剤が存在しない二つの基板の接着を可能にし、これにより強固な建築材料を提供することができます。これにより、建築物の耐久性や安全性を向上させることが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-087506 |
発明の名称 | 基板複合体及びその製造方法 |
出願人/権利者 | 公立大学法人大阪 |
公開番号 | 特開2018-058336 |
登録番号 | 特許第0006918341号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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