国立大学法人金沢大学
ドライバーの状態をリアルタイムで監視、安全運転を支える技術

国立大学法人金沢大学
ドライバーの状態をリアルタイムで監視、安全運転を支える技術
本特許は、自動車などの操縦対象体を操作する操縦者の注意力低下などの状態を推定する操縦者状態推定装置に関するものです。操縦対象体は道路を走行する車両であり、被監視物は車両の外に存在する静止物または移動物です。車両は操縦者が運転を行う手動運転モードと、加速、制動などの操作が自動で行われる自動走行モードを有する準自動走行システム車であり、操縦者状態推定手段は、手動運転モードと自動走行モードを切り替える前に操縦者の注意力低下状態を推定します。これにより、安全な運転を支えることが可能となります。
つまりは、前記被監視物の継続的な変位と操縦者の前記注視点の継続的な変位を用いて操縦者の状態を推定する装置
AIによる特許活用案
おすすめ業界 自動車業界IT業界保険業界
- 自動運転車両の安全性向上
- 保険料の見直しに活用
- ドライバートレーニングシステムの開発
この装置を自動運転車両に搭載することで、操縦者の状態をリアルタイムで把握し、適切なタイミングで自動運転と手動運転を切り替えることが可能となります。これにより、自動運転車両の安全性を一層向上させることができます。
この装置のデータを保険会社と共有することで、操縦者の運転スキルや注意力の低下を把握し、それに基づいて保険料を見直すことが可能となります。これにより、適切な保険料設定が可能となり、保険会社と保険契約者双方にとってメリットがあります。
この技術を活用し、ドライバーの注意力の低下や疲労度をリアルタイムで可視化するシステムを開発することが可能です。これにより、ドライバー自身が自分の状態を把握し、適切な休憩や運転を行うことができます。また、運転スクールなどでのトレーニングにも活用できます。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-200328 |
発明の名称 | 操縦者状態推定装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人金沢大学 |
公開番号 | 特開2018-063489 |
登録番号 | 特許第0006958886号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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