【株式会社パイオラックス】無線給電式電気機器における過温度防止機構
【株式会社パイオラックス】
無線給電式電気機器における過温度防止機構
体内で使用される無線給電式医療機器の過温度を防ぎ、患者の安全を第一に考えた操作を実現
外部から無線給電により電力を受電する受電部を有し、受電した電力によって所定動作をなす電気機器であって、前記受電部は、導線を巻回して筒状をなし、外部の送電アンテナから磁束を媒介して供給される電力を受電して発熱する、受電コイルと、該受電コイルの内側に配置され、温度上昇により透磁率が下がる特性を有する、感温磁性体部材とを有す。
前記受電コイルが電力を受電して発熱すると、受電コイル内側の前記感温磁性体部材の温度が上昇して透磁率が下がり、前記受電コイルの受電電力が低下する一方、前記受電コイルの受電電力が低下して発熱量が低下すると、受電コイル内側の前記感温磁性体部材の温度が低下して透磁率が上昇し、前記受電コイルの受電電力が増大することにより、受電電力を所定範囲に保持しつつ、前記受電部の温度上昇が所定範囲に抑制されるように構成されていることを特徴とする、無線給電式電気機器。
AIによる特許活用案
おすすめ医療機器製造業ウェアラブルデバイス業界電子機器製造業
- 医療分野
- ウェアラブルデバイス
- 消費者向け電子機器
- 工業用機器
- 車載機器
体内留置型の医療機器やカプセル型内視鏡など、患者の体内で使用される機器に適用し、過温度による体内組織のダメージを防ぐ。
皮膚に密着するウェアラブル機器での使用時の安全性を向上させる。
スマートフォンやタブレットなどの無線充電機能を有するデバイスにおいて、充電中の過熱を防止する。
無線給電を利用する産業用ロボットや機器に適用し、連続稼働中の過熱リスクを低減させる。
電気自動車の無線充電システムや車内の無線給電を利用するデバイスの安全性を確保する。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2017-093380 |
出願日 | 2017/05/09 |
発明の名称 | 無線給電式電気機器 |
出願人/権利者 | 株式会社パイオラックス |
公開番号 | 特開2018-191 |
登録番号 | 特許第6839604 |
特許取得国: JP
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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#弁理士コメント
スマートフォンなどでは充電中のスマホ本体の温度を検知して、一定以上の温度範囲にない場合には充電をストップさせる機能がありますが、センサーを使うことなく同様のことが可能となるなら、スマホ本体側の機能・センサーを省くことができるので、小型化や全体としてのコストダウンにつながるかもしれませんね。