国立研究開発法人産業技術総合研究所
耐久性と利便性に優れた革新的な材料、銀ミクロスフェア

国立研究開発法人産業技術総合研究所
耐久性と利便性に優れた革新的な材料、銀ミクロスフェア
本特許は、直径が10~1000μmの銀ミクロスフェアの製造方法を提供します。銀ミクロスフェアは、粒径10~200nmの銀ナノ粒子が結合され、開口部が5~500nmの細孔を備える構造を有しています。この銀ミクロスフェアの製造方法は、細孔を備える銀の凝集体を液体(特にアルコールを含有する液体)と混合し、振動する工程を含みます。得られた銀ミクロスフェアは、耐久性と利便性に優れ、電極に載せることによって、低濃度の計測対象物を吸着および濃縮することが可能です。また、ラマン分光測定用基板などの各種用途にも適用可能です。
つまりは、アルコール含有液体を用いて銀ミクロスフェアを製造する方法を提供する特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 材料科学ナノテクノロジー化学工業
- 高効率化学反応のための触媒としての利用
- 電子デバイスの材料としての利用
- ラマン分光測定のための基板としての利用
銀ミクロスフェアは、その細孔構造と優れた電気伝導性により、化学反応の触媒として使用することが可能です。特に、低濃度の物質を吸着・濃縮する能力を持つため、高効率な化学反応を実現することが可能と考えられます。
銀ミクロスフェアは、その優れた電気伝導性と耐久性から、電子デバイスの材料として使用することができます。具体的には、電極材料、コンデンサー、バッテリーなどの製造に活用できます。
銀ミクロスフェアは、ラマン分光測定用の基板として使用することができます。銀ミクロスフェアが持つ細孔構造と高い電気伝導性は、ラマン分光測定の精度を向上させる可能性があります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-215866 |
発明の名称 | 銀ミクロスフェアとその製造方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | 特開2018-070981 |
登録番号 | 特許第0006831512号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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