国立大学法人 筑波大学
革新的な熱発電素子:未利用熱エネルギーの電力化

国立大学法人 筑波大学
革新的な熱発電素子:未利用熱エネルギーの電力化
本発明は、第1の電極と第2の電極が単一の電解質を介して対向して構成される熱発電素子で、これらの電極が同一の金属イオンが可逆的に出入りする材料を含むことを特徴とします。さらに、第1の電極と第2の電極は互いに異なる材料を含み、素子全体を温度変化にさらすことで電力を生成します。特に、第1の電極は温度の上昇に伴って負の起電力を生じる材料を含み、第2の電極は温度の上昇に伴って正の起電力を生じる材料を含みます。これにより、未利用の熱エネルギーの一部を電気エネルギーに変換し、化石エネルギーの消費を抑え、二酸化炭素の削減に貢献します。
つまりは、室温付近の熱エネルギーを効率よく電気エネルギーに変換する新型の熱発電素子
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー環境産業排熱
- 産業排熱の有効利用
- 太陽熱エネルギーの利用強化
- モバイル機器の充電解決策
産業排熱は広範囲な産業から発生する未利用のエネルギー源です。本発明により、この未利用の熱エネルギーを電力に変換することで、産業排熱の有効利用が可能となります。
我が国に降り注ぐ太陽熱エネルギーの利用可能量は、現在利用されている電力量の1000倍以上です。本発明により、この太陽熱エネルギーを効率的に電力に変換し、太陽エネルギーの利用を一層強化できます。
人体も熱エネルギーを発散しています。本発明により、この熱エネルギーを電気エネルギーに変換すれば、モバイル機器の充電が不要になる可能性があります。これにより、充電の手間や電力供給の問題を解決することが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-211227 |
発明の名称 | 熱発電素子 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 | 特開2018-073596 |
登録番号 | 特許第0006908256号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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