国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
ミノムシ絹糸の新たな可能性、その採取と飼育の方法を革新

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
ミノムシ絹糸の新たな可能性、その採取と飼育の方法を革新
本特許は、ミノムシが作る絹糸の採取と飼育方法について述べています。ミノムシが吐糸する絹糸は、カイコ由来の絹糸よりも優れた特性を持つ新たな天然素材として注目されています。その特性は、美しく、しなやかで、軽く、肌触りが良いというもので、その細さはカイコ絹糸よりもさらに木目細かく、滑らかな肌触りと薄くて軽い布を作成することが可能です。また、その絹糸は、クモ由来の糸よりも更に上回る力学的特性を持ち、弾性力や伸縮性に優れています。しかし、ミノムシ絹糸の産業化にはいくつかの問題があり、その解決法を提案しています。
つまりは、ミノムシの巣内状態を外部から識別し、活動期のミノムシを選別、採取する方法についての特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 繊維業医療業防護服製造業
- 高品質繊維材料の開発
- 医療素材の開発
- 防護服の開発
本特許の方法を活用し、ミノムシ絹糸を安定して大量に採取することで、新たな高品質繊維材料の開発が可能となります。その独特の特性を活かした新素材の開発は、繊維業界に新たな価値をもたらすでしょう。
ミノムシ絹糸の弾性力や伸縮性は、医療素材としての可能性を秘めています。例えば、手術用の縫合糸や、包帯などの開発に活用できます。
ミノムシ絹糸の力学的特性を活かし、防護服の開発に活用することが可能です。軽くて丈夫な防護服は、災害時の救助活動などでも役立つでしょう。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-219131 |
発明の名称 | 巣内のミノムシの状態を識別する方法及び活動期のミノムシを採取する方法 |
出願人/権利者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 | 特開2018-074951 |
登録番号 | 特許第0006739840号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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