国立大学法人 宮崎大学
太陽エネルギーを効率よく蓄える蓄熱装置

国立大学法人 宮崎大学
太陽エネルギーを効率よく蓄える蓄熱装置
本発明は、太陽光エネルギーを効率よく蓄熱する装置に関するものです。従来の技術では、太陽光を瞬間的に照射するため、十分な熱エネルギーを取り出すことができず、また蓄熱材料の流量コントロールも複雑でした。しかし、本発明では、塊状の蓄熱材料を太陽光の集中照射領域に比較的長い時間位置させ、該固体蓄熱材料に均一に蓄熱させることが可能です。これにより、十分な熱エネルギーを取り出すことが可能となります。また、蓄熱材料としては、アルミナ球を少なくとも含むものが使用されます。
つまりは、本発明は、塊状の蓄熱材料に太陽光を長時間照射し、均一に蓄熱させられる装置を提供します。
AIによる特許活用案
おすすめ業界 エネルギー環境建設
- 再生可能エネルギー源としての活用
- 建設業界での活用
- 農業分野での活用
この蓄熱装置は、太陽エネルギーを効率的に蓄熱し、取り出すことが可能です。これにより、化石燃料に依存することなく、安全でクリーンなエネルギー源として利用することが可能となります。特に、再生可能エネルギーの需要が高まる現代社会においては、有用な技術と言えるでしょう。
この蓄熱装置は、建物や施設の暖房・冷房システムに利用することが可能です。日中に太陽エネルギーを蓄熱し、夜間や冬季にその熱エネルギーを利用することで、エネルギー効率を向上させ、コストを削減することができます。
農業分野では、太陽光を蓄熱し、その熱エネルギーを用いて温室を暖房するといった活用が考えられます。これにより、環境負荷を低減しつつ、作物の生産性を向上させることが可能となります。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-235329 |
発明の名称 | 蓄熱装置 |
出願人/権利者 | 国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 | 特開2018-091554 |
登録番号 | 特許第0006798692号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
準備中です