公立大学法人秋田県立大学
バイオマス利用で環境に貢献!高強度生分解性複合材料の製造

公立大学法人秋田県立大学
バイオマス利用で環境に貢献!高強度生分解性複合材料の製造
本特許は、植物性バイオマスを粉砕し、熱可塑性生分解性樹脂と混合して生分解性複合材料を製造する方法に関するものです。特に、未処理の植物性バイオマスを粉砕する際には、径1mm以下になるように粉砕し、その後水中で揚捧処理を行い、乾燥させます。その後、乾燥した植物性バイオマス粉砕物と熱可塑性生分解性樹脂とを混合し、植物性バイオマス粉砕物の乾燥重量が原料の総重量に対して10-90重量%となるように調整します。この製造方法により、コストが高く、強度が低いという欠点を有する従来の生分解性複合材料の問題を解決し、高強度な生分解性複合材料の製造が可能となります。
つまりは、未処理の植物性バイオマスを粉砕し、熱可塑性生分解性樹脂と混合することで高強度の生分解性複合材料を製造する方法の特許
AIによる特許活用案
おすすめ業界 製造業建築業環境業界
- 環境に配慮したプラスチック代替品の製造
- 建築材料の開発
- バイオマス廃棄物の有効活用
従来のプラスチック製品に代わる環境に配慮した製品として、本特許の生分解性複合材料を利用した製品の製造が考えられます。例えば、食品容器や使い捨てカトラリーなどの製品に応用可能です。
本特許の生分解性複合材料は、その高強度性から建築材料としても応用可能です。従来の木材やコンクリートに代わる新たな環境に優しい建築材料としての利用が期待できます。
本特許の生分解性複合材料の製造方法は、未処理の植物性バイオマスを原料とするため、農業廃棄物などのバイオマス廃棄物を有効活用することができます。これにより、廃棄物の削減とリサイクル社会の形成に貢献することが可能です。
活用条件
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
商品化・サービス化 実証実験 サンプル・プロトタイプ
特許評価書
- 権利概要
出願番号 | 特願2016-244976 |
発明の名称 | 生分解性複合材料とその製造方法 |
出願人/権利者 | 公立大学法人秋田県立大学 |
公開番号 | 特開2018-100312 |
登録番号 | 特許第0006944686号 |
- サブスク
- 譲渡
- ライセンス
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